「ねえ、聞いてくれる?」
久しぶりに会った親友の奈美に、私は待ちきれずに話し始めた。カフェの窓から差し込む柔らかな陽射しが、私たちの間に温かい空気を作ってくれる。
「あのね、最近ちょっと特別なパンティーにハマってるのよ。」
奈美が少し驚いた顔をして、コーヒーカップを置いた。「パンティーって…普通のじゃなくて?」
「そう、普通のじゃないのよ。脚口にレースがついた、おしゃれで可愛いパンティー。これがね、ただの下着とは全然違うの。穿くだけで気分が上がるのよ。」
奈美は微笑みながら頷いた。「どうしてそんなに特別なの?」
私は声を潜めて話を続けた。「最初は、店で何気なく手に取っただけだったの。いつもの下着と比べて、何だか優雅でね。試しに一枚買ってみたのよ。でも、穿いてみた瞬間、なんていうか…自分が少し変わった気がしたの。」
奈美が興味津々で身を乗り出してきた。「変わったって、どんなふうに?」
「例えばね、普通の下着を穿いているときって、ただの日常って感じじゃない?でも、そのレースパンティーを穿くと、まるで自分が特別な存在になったみたいなの。鏡の前でパンティーを眺めるたびに、私がまだ女性として魅力的なんだって感じられるのよ。」
奈美が顔を赤らめながらも笑った。「そんなことで?でもわかる気がする。」
「そうなの、奈美もきっと感じると思う。レースの触り心地がまた良くてね。肌に優しいし、脚口が柔らかく包み込んでくれるの。その瞬間、女性としての自分が誇らしくなるのよ。」
奈美はため息をつきながらつぶやいた。「日常の中にそういう瞬間があるのっていいわね。私も最近は、自分のためにおしゃれをすることなんてほとんどなくて。」
「そうでしょ?私たち中年になって、忙しい日々の中で、つい自分のことを後回しにしがちよね。でも、こういう小さな贅沢って、自分を大事にしてるって実感させてくれるの。」
話しているうちに、私は自分がどれだけそのパンティーを気に入っているのか、改めて感じた。だからこそ、奈美にも試してほしいと思ったのだ。
「あのね、レースパンティーを穿くと、なんだか昔の恋人に会うときの気持ちを思い出すのよ。」
奈美が笑い出した。「それは大げさじゃないの?」
「本当よ!」私は胸を張って言った。「奈美だって、穿いてみればわかるわ。この感覚はね、自分へのプレゼントみたいなもの。何も特別なことがなくても、ただ自分が自分らしくいられるって素敵なことじゃない?」
「うん、そうかもね。私も試してみようかな。」
その時、店員さんがデザートを運んできて、話は一旦途切れた。でも、奈美がパンティーの話に興味を持ってくれたのが嬉しくて、私はさらに熱が入った。
「そうだ、今度一緒に買い物に行こうよ。私がオススメのブランドを教えてあげる。」
奈美が笑顔で頷いた。「いいわね、それなら安心だわ。」
その日の帰り道、私はふと気づいた。自分を大切にする気持ちは、きっと小さなきっかけから生まれるものだと。脚口レースパンティーは、そんな小さなきっかけの一つ。これを手に入れてから、私の毎日は少しずつ明るくなった。そして、その変化は、きっと奈美にも伝わるはずだ。
「おしゃれでかわいい脚口レースパンティーを穿くと、女性らしさがアップするのよ。」
そう心の中で呟きながら、私は少し足取りを軽くして家路を急いだ。
数日後、奈美と一緒に買い物に出かけた。おしゃれな下着専門店の扉を開けると、ふんわりと香る優しいフレグランスが私たちを迎えた。店内の棚には、色とりどりのパンティーがきれいに並べられていて、その中でも脚口に繊細なレースが施されたものが特に目を引く。
「これが私が言ってたやつよ。」
私は一つの棚を指さした。淡いピンクやクリーム色のデザインが光を受けて柔らかく輝いている。
奈美が目を丸くして近づいた。「本当に可愛いわね。でも、私には少し派手すぎるかも。」
「そんなことないわよ!」私は笑いながら、クリーム色のパンティーを手に取った。「これなんてどう?落ち着いた色だけど、レースの模様が品があって素敵でしょう?」
奈美がそっと触れてみる。「確かに…この手触り、すごく柔らかいのね。これなら穿いていても違和感なさそう。」
「そうなのよ。見た目だけじゃなくて、穿き心地も抜群なの。体に馴染んでくれて、一日中快適なのよ。」
私は自分が愛用している色違いを見つけて、手に取った。
奈美はしばらく考え込むように商品を眺めていたが、やがて意を決したように言った。「試着してみてもいいかしら?」
「もちろんよ!試着したら絶対に気に入るわ。」
奈美が試着室に入ると、私は待っている間に他のパンティーを物色し始めた。デザインごとに異なるレースの模様や色合いに心が躍る。そうしているうちに、奈美がカーテンを少し開けて顔を覗かせた。
「どう?」
その声には少し恥ずかしそうな響きがあった。
私は振り返り、奈美を見て笑みを浮かべた。「すごく似合ってるじゃない!どう、穿き心地は?」
奈美は照れたように笑いながら言った。「思ったよりずっといいわね。脚口が締め付けなくて、でもフィット感があって…。なんだか、これだけで特別な気分になるわ。」
「でしょ?」私は嬉しくてたまらなかった。「奈美もわかってくれると思った。これを穿いていると、日常がちょっと華やぐのよ。」
奈美が真剣な表情で言った。「これ、買うわ。自分へのご褒美ってことで。」
「いい選択ね!」
その後、私たちはお互いにお気に入りのデザインを選びながら、下着について語り合った。店を出た後、奈美がふと立ち止まり、小さな紙袋を胸に抱えた。
「ありがとうね、誘ってくれて。なんだか久しぶりに、自分のために買い物をした気がする。」
私は奈美の肩に手を置いて微笑んだ。「こういう時間も大切よね。小さな贅沢が、日常をもっと素敵にしてくれるんだから。」
その日の帰り道、私は奈美の嬉しそうな横顔を見ながら思った。誰だって、自分を大切にする時間が必要だ。脚口レースパンティーは、そのきっかけをくれる魔法のような存在。穿くたびに感じる心の高鳴りは、きっとどの世代の女性にも通じるものだろう。
「おしゃれでかわいい脚口レースパンティーを穿くと女性らしさがアップするのよ。」
この言葉の意味を、奈美もこれから実感するはずだ。
それから数週間後、奈美から電話がかかってきた。声が弾んでいるのが受話器越しにも伝わってくる。
「ねえ、あなたの言った通りだったわ。」
「何が?」私はソファに座り直して聞き返す。
「脚口レースパンティーのことよ。あれを穿いていると、本当に気分が違うの。朝起きて、あれを選ぶだけで、今日も頑張ろうって思えるのよ。」
私は笑みをこぼした。「そうでしょう?私たち中年になっても、そういう特別な気持ちは忘れたくないものね。」
奈美が少し照れた声で続けた。「それだけじゃなくてね、夫が気づいたのよ。」
「えっ?」私は思わず聞き返した。
「ほら、普段は夫なんて私の服装にも気づかないでしょ?でも、この前ふと、『なんだか最近おしゃれだね』って言ってくれたの。これ、何年ぶりかしら。」
「それはすごいじゃない!」私は本当に驚いた。「パンティー一枚で、そんな効果があるなんて。」
奈美が声を落として話を続ける。「でもね、それだけじゃないのよ。私、自分が変わったのを感じるの。前よりも姿勢がよくなった気がするし、買い物に行くときも自然とおしゃれな服を選ぶようになったのよ。」
「わかるわ。それって、自分を大事にする気持ちが高まった証拠なのよね。」
奈美が深く頷くような声で言った。「あなたのおかげで気づけたわ。自分のためにちょっとだけお金をかけるだけで、こんなにも気分が変わるなんてね。」
電話を切った後、私は奈美の嬉しそうな声を思い出しながら、あの日のお店でのことを考えていた。あの瞬間から奈美の中に何かが芽生え、少しずつ彼女の日常を変えていったのだ。
それは私自身も同じだった。脚口レースパンティーに出会ってから、日々の中に隠れていた「私らしさ」を少しずつ取り戻しているような気がしている。たかが下着、されど下着。その魔法は、きっと女性の心に寄り添う力を持っているのだろう。
そして、また別の日のこと。奈美から「次はどんな色を選ぼうか一緒に見に行かない?」というメッセージが届いた。
私は笑みを浮かべながら返信した。「もちろん!今度はちょっと冒険してみようか。赤とかどう?」
奈美からすぐに返事が来た。「赤なんて思いつかなかったわ。でも、穿いてみたい気もする。」
こんなふうに、自分のための選択を楽しめる時間が増えていく。それがどれほど人生を豊かにするか、私たちはようやく気づき始めているのかもしれない。
脚口レースパンティー。それは、ただの下着ではなく、私たちが自分らしさを再発見するための小さな鍵だったのだ。
奈美と私が次の買い物を計画しているそのとき、ふと思う。私たちは中年という年齢に差し掛かりながらも、まだまだ自分を磨き続けていけるのだ、と。
「おしゃれでかわいい脚口レースパンティーを穿くと女性らしさがアップするのよ。」
この言葉が、私たちだけではなく、多くの女性たちに届きますように。
数週間後の午後、私と奈美はまたお気に入りの下着店を訪れた。店内に漂うフローラルな香りに、私たちは自然と笑みを交わす。
「今日は何を探すの?」私は奈美に尋ねた。
奈美は少し考えてから答える。「この間買ったクリーム色のパンティー、あれが本当に良かったの。だから、今度はもう少し華やかなものに挑戦したいわ。」
「それならこれなんてどう?」私は鮮やかなワインレッドのパンティーを手に取り、奈美に見せた。脚口のレースは複雑な花模様で、光に透けると繊細な美しさが際立つ。
奈美がそっと指先で触れた。「綺麗ね…。でも、ちょっと派手すぎるかしら?」
「派手じゃないわよ。これを穿けば、きっと自信がつくわ。」私は力強く言った。「赤は情熱の色だもの。心に秘めたものを呼び覚ましてくれるのよ。」
奈美は少し笑いながら言った。「あなたは本当にパンティーの伝道師みたいね。」
私は笑いながら肩をすくめた。「まあね。でも本当に、自分が綺麗だと思えるものを選ぶことは大切なのよ。」
奈美はしばらく迷ったあと、思い切ったように言った。「じゃあ、試着してみるわ。」
試着室に入る奈美の後ろ姿を見送りながら、私はふと初めて脚口レースパンティーを買ったときの自分を思い出した。その時の小さなときめきや高揚感が、今も変わらず私の中にある。
試着室のカーテンがそっと開き、奈美が顔を覗かせた。「どう?」
「素敵よ!」私は即答した。「それ、本当に似合ってるわ。色も、あなたの肌にすごく映えてる。」
奈美が恥ずかしそうに言う。「でも、ちょっとドキドキするわね。こんな大胆な色、若いころ以来だもの。」
「そのドキドキが大事なのよ。」私は優しく微笑んだ。「その気持ちを忘れないでいることが、女性らしさを保つ秘訣なの。」
奈美はしばらく鏡を見つめていたが、やがて満足そうにうなずいた。「これにするわ。思い切って。」
「いい決断ね。」私は手を叩いて喜んだ。「これを穿いたら、きっと毎日がもっと楽しくなるわよ。」
買い物を終えた帰り道、奈美がふとつぶやいた。「ねえ、最近気づいたんだけど。」
「何?」
「脚口レースパンティーを穿いてから、私、自分をもっと好きになった気がするの。」
私は立ち止まり、奈美の顔を見た。「それってすごく大事なことよ。自分を好きでいるって、人生の中で何よりも大切なことだもの。」
奈美が小さく笑った。「あなたのおかげね。本当にありがとう。」
私は彼女の肩を軽く叩いた。「こちらこそ、一緒に楽しんでくれてありがとう。これからも、もっといろんなデザインに挑戦していきましょうよ。」
私たちは少しずつ足を進めながら、次はどんな色やデザインを試そうかと話し合った。脚口レースパンティーはただの下着ではなく、私たちの日常に彩りを添え、心を豊かにしてくれる小さな宝物だったのだ。
奈美が最後にこう言った。「これからも、私たちの『秘密の楽しみ』を続けていきたいわ。」
私はうなずきながら答えた。「もちろんよ。この楽しみは、一生ものなんだから。」
奈美が新しいワインレッドのパンティーを購入してから、数日後のことだった。私たちはいつものカフェに集まり、午後のティータイムを楽しんでいた。窓越しに陽射しが優しく差し込む店内は、ほのかなコーヒーの香りで満ちていた。
奈美がカップを持ちながらぽつりと話し始めた。「ねえ、聞いてくれる?この前のことなんだけど…」
「何かあったの?」私はケーキを一口頬張りながら聞いた。
「この間、家で掃除をしてたら、夫が急に帰ってきたの。普通なら私、スウェットとか適当な服を着てるんだけど、その日はなぜかちゃんとした服を着てたのよね。しかも、あの赤いパンティーを穿いてた。」
「それで?」私は興味津々で身を乗り出す。
「夫が『お、今日はなんか違うな』って言ったの。それだけなのに、私、すごくドキッとして…なんだか新婚の頃みたいな気分になっちゃったのよ。」奈美の頬が少し赤らむ。
「わかるわ、それ!」私は大きくうなずいた。「パンティーって、見せるためだけじゃなくて、自分の内面を変えてくれるものでもあるのよね。」
奈美がうつむき加減で笑った。「それで、なんだか恥ずかしくて、『別に何も変わってないわよ』なんてそっけなく答えちゃったんだけど。でも心の中では、私、少し誇らしい気持ちだったの。」
その日の夜、私も自分の引き出しを開けて、いつもより少し派手なデザインのパンティーを手に取った。やっぱりあのレースの縁取りが気分を上げてくれる。何気ない日常の中で、こういう小さな「特別感」を持つのがどれだけ大切か、改めて思い知らされる。
鏡の前で少しポーズをとってみる。脚口に施された細やかなレースが、まるで女性らしさを際立たせてくれるような気がする。
「私もまだ捨てたもんじゃないわね。」鏡の中の自分に向かってつぶやき、思わず笑ってしまった。
週末、奈美からメッセージが届いた。「パンティーの力で少し自信がついてきたわ。次は何を目指そうかしら?」
私はすぐに返信した。「自分が楽しくなることなら何でもいいわよ!たとえば、新しい趣味を始めるとか?」
彼女からすぐに返事が来た。「じゃあ、あなたと一緒にヨガに通いたいわ。どう?」
ヨガ!私たちの年代にぴったりだと思った。「いいわね!そのときは、またお気に入りのパンティーを穿いて、気分を上げながら楽しみましょう。」と返信すると、奈美は「もちろん!」と答えてくれた。
日々の中でふと立ち止まり、自分を大事にする瞬間を持つこと。それが、脚口レースパンティーを選ぶ理由の一つだった。見た目の美しさだけじゃない、穿いたときの心の変化が、私たちにとって一番の魅力なの。
「これからも、私たちの人生をもっと彩り豊かにしていきましょう。」そう心に誓いながら、私は次にどんなデザインを選ぼうか、頭の中で考え始めていた。
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