私はミケ。三毛猫で、日々家の中を探検するのが大好き。飼い主のアヤカが新しい洗濯物を取り込んでいたある日、私はいつものように部屋をうろついていた。
「ん?これはなんだろう?」目に飛び込んできたのは、ふわふわしているけれど何か特別なもの。近づいてみると、それは柔らかい布地にレースがついた小さな布切れだった。
「これ、面白そう…」私はそのレースパンティーに鼻を近づけて匂いをかぎ、軽く触れてみた。柔らかくて、なめらかで、ちょっとキラキラしていて、まるでおもちゃみたいだった。
アヤカは「ミケ、何してるの?」と微笑んで、私の様子を見ていたけれど、特に怒ることもなく、私が興味を示しているのを楽しそうに見守っていた。
私はそのレースパンティーをくわえて、家中を駆け回った。ソファの下やベッドの上、キッチンまで持っていき、いろんな場所で遊んだ。レースの部分を引っ張ったり、パンティーを丸めてころがしたり、とにかく楽しかった。
「ミケ、それは私のお気に入りなんだから、大事にしてね」とアヤカは言ったけれど、私はその意味がよくわからなかった。ただ、お気に入りのおもちゃができたことが嬉しくてたまらなかった。
毎日、そのレースパンティーと一緒に遊ぶのが日課になった。アヤカもそんな私を見て、笑顔を絶やさなかった。彼女にとっては大切なものだったかもしれないけれど、私にとっても大切な遊び道具になったんだ。
時々、アヤカが「ミケ、またそれで遊んでるの?」と声をかけるたびに、私は「うん、これ大好き!」と言わんばかりに尻尾を振って答えた。
そうして、私とレースパンティーの出会いは、毎日の楽しみの一部となり、アヤカとの絆も深まった。私たちはいつまでも仲良しでいられる、そんな気がしていた。
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