今朝もまた、私はしゃがみ込んでたのよ。いつものように、棚の一番下に置かれた重たい荷物を取り出すためにね。これ、もう何年続けてるんだろうね。スーパーの品出しって、簡単そうに見えるでしょ?でもさ、意外と体力勝負なのよ。特に私みたいな年齢になると、いちいち腰にくるの。
今日も開店準備の時間、社員の男の子がふと「大丈夫ですか?」って声をかけてくれたの。優しい子よね。でもさ、その優しさがなんだか胸に刺さるのよ。だって、その一言が私に教えてくれるの。私、若くないんだなって。もう、こうやってしゃがみながら仕事するのがしんどい年齢なんだなってさ。
しゃがむってね、なんか象徴的だと思わない?体だけじゃなくて、気持ちもしゃがんでる気がするの。昔はもっとしゃきっとしてた。結婚して子どもを産んで、家庭を支えるために頑張ってた頃は、疲れたなんて感じる暇もなかった。でも今はどう?旦那は相変わらず仕事ばっかりで、子どもはもう自立して家を出てる。私の存在、薄いのよ。
「こんな私に何ができるんだろう」
しゃがみながら、ふとそんなことを考えるの。低い目線で見るとね、普段気づかないものが見えるのよ。床の細かな汚れとか、誰かが落としたガムの跡とか、目立たないけどそこにあるもの。私もそんな存在なのかな、なんて思っちゃうのよね。
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